2012年4月12日木曜日

乳児湿疹の原因は母乳にあり 宮乃/ウェブリブログ


乳児湿疹とは何か?という説明を見ると、たいていはこんな風に書いてある。

こちらより
赤いブツブツが顔や体に見られます
生後2〜3週間から6か月ごろの赤ちゃんの顔や体に見られます。赤ちゃんは新陳代謝が活発なため、湿疹ができやすいのです。かゆみを伴い、秋から冬にかけて症状が出やすくなります。

皮膚を清潔に保つことが大切
皮膚の清潔を心がければ、軽いものは自然に治ってしまいます。よだれや汗、食べ物の汁などがつくと症状が悪化します。口の周りは食後にお湯で洗って、やさしくふいてあげましょう。

症状がひどい場合は、受診を
かきむしると、ただれてジクジクしたり、かたくなってテカテカしてきます。
また、小さな水疱やうみが混じったり、薄いかさぶたがついていることも。
治りにくく、くり返し症状が出るときは、「アトピー性皮膚炎」の可能性もあるので、皮膚科の専門医や小児科で診察を受けてください。

わたしも、これを信じて疑わなかった。
原因不明の湿疹なんてものも、赤ちゃんにはあるのだろう。
大きくなってくれば、治るものだから、その時期(1ヶ月〜7ヶ月、長くても1歳ちょっとくらいまで)を何とか乗り切ればいいものなのだ、と、理解していた。

ついこの前までは・・・

一人目は、ちょっとブツブツ出たけど、たいしたこともなく通り過ぎた。
二人目は、どろどろのズルズルに皮膚がただれたようになり、さらに細菌感染を起こし全身に広がり、ステロイドの塗り薬をホンの少しと、アズノールを併用しながらステロイドはなるべく最小限に留めながら、抗生物質を服用し、なんと完治したのは1歳半だった。

わたしは、そのとき、二人目の体質だと思っていた。
自分の食べているものに原因があるかも知れないなんて、うっすら思っていたものの、母乳を出すために「たくさん食べなければならない」という幻想に取り付かれており、何かを食べないでおくなどという選択を出来る状態には、なかった。
そんなわけで、原因物質を取り除くのではなく、すでに皮膚に症状として現れてしまったものを「薬で」治して、対処した。

それでいいと、思っていた。

三人目。やはり一ヶ月を過ぎた頃から湿疹が顔に出てきた。
(どうも最初の一ヶ月は、生まれたてで生きることに対処するのに精一杯で、一ヶ月くらいから色々と反応が出てくるような、感じですね。医学的根拠はないですが)

大して酷くならないといいなぁ・・・と思っていたのもつかの間、夏の暑さもあり、噴出すように体液のようなものが滲み出し、こりゃだめだ!と二人目を救ってくれた皮膚科医に駆け込んだのでありました。

いつもの通りレスタミンコーチゾンが処方され、塗れば三日でとりあえず落ち着く(少しステロイドが入っているようなので)。ステロイドはじゅくじゅくした傷をふさぐためのものなので3日塗ると必ずふさがるが、ふさがったらスキンケア(保湿)をして、ぶり返しを予防するというのがもう通例になっていた。


なぜ私はいつも疲れを感じるか

母乳に原因があるのではないか?という疑問は消えなかったが、深く追求してみようとは思わなかった。

そんなある日。

どうもおなかの風邪にかかったようで、わたしは初日、緑茶しか飲めなかった、2日目はおかゆと梅干が食べられた。3日は徐々に煮物や野菜ものなども食べられるようになったので、ご飯とお味噌汁ばかりを食べていた。

それでも母乳は出ていたようだ。一日飢えても赤ん坊は死なないので(月例が若いと危険ですが、すでに4ヶ月になっていましたのでまぁ大丈夫)、様子を見ていたが泣くこともなく、へにゃへにゃの張らないおっぱいでも、良く出ていたようだ。
(ということが分かったのも、ようやく三人目を育ててからだった)

その約1.5日後。
三人目の顔を見ると、あれほどブツブツがひどかったのに、きれいに治っているではありませんか!!

ハッ・・・やはり、わたしが食べているものに原因物質があったのだ・・・と気づき、調べることにした。

基本をご飯とお味噌汁にして、それに色々な食品を付け加えていく形で、1.5日ほど待ち、子供の皮膚の反応を見ては次に進む形で行っていった。
(まだ気持ち悪くて、ごはんと味噌汁で精一杯だったのが幸いした。普段ならガツガツ飢えて、てんこもりご飯を二杯は食べますから)

で、結論ですが。。

結論!
・牛乳の脂肪分がだめらしい。
 →無脂肪乳にすると大丈夫(おいしくないけど・・雰囲気と栄養はとれるから中々良いです)
 →無脂肪乳でもうっすら出ました。月齢があがってくると大丈夫になってきますが、飲まなくていいものなのかも・・・という疑いは拭えません。

・ピザの後は、顔がうっすらむくんだようになるくらいかなり酷く反応した。
 →チーズは油も多いので、、、

・羊羹のドカ食い
 (ちなみに、とらやさんのです。やはりおいしい)
 →糖分がだめらしい。小豆を煮て食べても出なかったから。
 *ドカ食いしちゃうのは、母乳をやっている間は成長期男子のカロリーが必要だから食べたくてしょうがないからです!!

・クッキーやケーキなど
 →バターと砂糖、それにベークした小麦粉がいけないらしい(マクロビオティックをやさしくはじめるなどをご参考に)

ちなみに、ショートニングは、翌日、ガッツリ固まって詰まってきます!!
最近、五穀クラッカーのように、砂糖不使用で、あわやもちきびなどを入れた「プチ・マクロビ」みたいなものが出始めています。麦芽等で甘味をつけている等で喜ばしい事ですが、ショートニングが入っていると一発で詰まります。
残念ですが、おっぱいが詰まるという事は血液がドロドロになっているという事なのだと思いますので食べないに越した事はない商品なのだと思います。


"妊娠中の薬は取ることができます。"

ベークした小麦粉や砂糖は、腸の中でねっとりと溜まっていくらしい。
確かにパン好きな私はすっきり快便とは言えない日は、パンばかり食べた日とか・・かな。
全粒粉を使えばまた違うのかも知れないが、とにかくクッキーやケーキはかなり影響があるのは確かだ。ショートニング、砂糖、バターあたりが怪しいので、そういったものを使わない、マクロビスイーツで、気持ちを満たしましょう。

そんなわけで・・・

赤ん坊をよーく観察して分かったことは。

1.牛乳の脂肪分は母乳に移行するらしい。母体で消化されたはずのものではあるが、赤ちゃんにはそれが消化できないレベルであるか、反応するために、顔に湿疹が出るようだ。

2.ひっくるめて、乳製品(バターを多く含むもの、チーズなど)、ショートニングなどがだめらしい。

3.砂糖がだめらしい

4.ベークした小麦粉がだめらしい

というわけで、上記のものは赤ちゃんの体の負担になるようで 、これらを控えると、かなり湿疹が改善します。というか完璧にやると、全くでなくなります。

でも、、、今の時代に、完全和食ですごすのはつらいものがありますので、牛乳の脂肪分を減らすことと、甘いものを控え、クッキーなどを食べ過ぎない、程度で、ぜひお試し下さい。
皮膚科に行かなくて済むようになるレベルくらいには、なる人が多いのではないかと思いますよ。

(結構、牛乳が怪しいんじゃないかな・・と思っているお母さんは少なくない)

あとは赤ん坊の消化力によって、全く湿疹が出ない子もいれば出る子もいる、ということなのでしょう。

それはともかく、皮膚に出ちゃってから皮膚科で薬を塗って対処するのは、これを知っていると、大間違いだったことに気がつきます。

桶谷式の母乳マッサージに通っていた友人が言うには
「おなかがすいたらおにぎり(注:白米です。玄米などは消化が悪く母乳に出るらしい)を食べなさい」
といわれていたし、香辛料の入ったものを食べると、赤ちゃんも母乳を飲んでいる時に、バタバタするとか、わたしはそれらをずっと「気にしすぎ」もしくは「迷信」のように受け取っていました。だって、母乳って血液が変換されたものでしょう?血に味も質もあるのか?そりゃ少しはあるだろうけど・・・と思っていたのです。

が・・・不幸中の幸い。といいましょうか。
自分がおなかの風邪になったおかげで、赤ん坊にとって何が反応していたのかを知る事が出来ました。

桶谷式のHPにおすすめレシピがありますので、こういう食べ物ですごすのが赤ちゃんの消化力に負担のない母乳が出せるようです。1歳頃には赤ちゃんも牛乳が飲めるようになるので、多分7ヶ月くらいには母体が何を食べていても湿疹は出なくなるのではないか・・・とわたしは推測しています。


フィラデルフィア、ペンシルバニア州で爪囲炎のトップ足病医

が・・・赤ちゃんが反応するものというのは、大人にとっても「消化しにくいもの」である事に違いはないので、牛乳は昔の日本人は摂っていなかった訳だし、実はなくてもいい食品なのではないかと、私は疑っている。そんなところで以前は4本買っていた牛乳が、自然に1本になってしまったが、特に子供たちもほしがらないし、調子もいいです。

あと、霜降り肉を食べたら、脂漏性湿疹もどきみたいなものが出来ました。
肉も、なるべく食べないか、赤身が良いようですね。
鶏肉は、やすいものは本当にだめ。これは私自身も反応します。何となく体中がねっとりとして調子が悪くなります。シェフの友人は「抗生物質がだめなのでは?」とのこと。
安い鶏肉は薬をたくさん使っているんでしょうかね

母乳中は、何を食べても太らないから、今のうち!!と、ケーキやクッキー、などのスイーツをどんどん食べるお母さんは、少なくない。わたしもその一人でしたから・・・

でも、そういうものばかりを食べた人の母乳と、ごはんに野菜、海草、お魚をベースに作られた母乳は、違いますよね。

自分が太らないということは、全部赤ちゃんがそのカロリーを飲んでいるわけですから!!

また、ちょっと前の新聞で見ましたが、肉を食べる量が多い人の方が、ガンになる確率が高いというような記事がありましたが、妙に実感致しました。
年を取ると自然に肉は食べなくなっていきましたし、ヨガでは肉や魚はどんなに新鮮でも死体、もしくは腐敗が始まっている食物である、という理解のようで、全く食べないのも淋しいけど、やはり肉はそんなにしょっちゅう食べる必要のない食べ物なのではないか?という思いが年を取るごとに強くなっていきます。

食べ物が、体をつくっていくわけだから、食べる事は生きること。
自然なお産を心がけている吉村正先生がおっしゃるには「旬のものをたべ、なるべく少なく食べること。糖分もなるべく少なく取ること」とありました。

そんなわけで・・・粗食のすすめ、実践マニュアル

いまどきの人には、こちらのがいいかも(ただし母乳には玄米はよくないそうです)
マクロビオティックのお弁当
これは肉魚を使わないのに、高野豆腐や、レンコンなどを使って揚げ物や、おいしそう〜なレシピが沢山。
友達がこの本でマクロビお弁当を作っていて、あまりにおいしそうなので私も買いました。
安くて内容が濃いので楽しめます(^^)

話を戻して、私たちの食事を見直し、昔の日本人が何を食べていたのかを知るところから、自分の体に何が合っているのかを知る事が出来、体に合う料理を楽しんでいくのが健康に良い食事を見抜くことだと実感した次第です。

という知識を、もっと保健所などの指導で徹底したらいいと思うのですが、本当の事を言うと困る人がたくさんいるのでしょう。これも「不都合な真実」だと思います。

食べ物を食べた後の体の声を聞く人がもっと増えれば、食の安全もより守られやすくなっていくと思います。


乳児湿疹の話に戻して、現代では
「出ちゃうのはしょうがないから、皮膚科に行ってね」
としか書いてないのですが、出ないように出来る湿疹なのだと、わたしは言いたいのです。

アレルギーかも?

などという前に、赤ちゃんにとって消化しにくい食べ物、刺激の多い食べ物、を摂っていないかを見直す事が大切なのだと。。。

ちなみに、私はスイーツが大好き!パンも大好き!
なので「マクロビオティック スイーツ―からだにおいしいお菓子づくり」もついでに研究中です。

たまには、バターや砂糖を使ったものも食べたいので、赤ちゃんの月齢が大きくなれば、消化力もついてきて出にくくなりますので、量を減らすなどして、あまりストイックになりすぎるのもつらいから、うまく楽しんでください。

(でも、赤ちゃんが消化できないということは、大人にも負担のある食べ物でしょうから、私は食事全体量の割合を下げた方がいいと思います。大人になれば手放しで万々歳!食べられる!と思わない方がいいと思うのです。あくまでも個人的見解であり押しつけるものではありませんが)

ただ、私もそうなのですが・・・母乳中がチャンス!とばかりに、ハイカロリーなものばかりを食べて、自分は太らないから楽しめる� ��!と食べまくっているお母さんが結構多いのですが、よくよく考えれば、そのハイカロリーで高血糖なものを、全部赤ちゃんに飲ませていたわけでそんなわけで普段から「マクロビオティック スイーツ―からだにおいしいお菓子づくり」を基盤にしたものをオヤツにしておけば、子供たちにも良いなぁと思うのでした。

ちなみに、スタミナのある体作りにもマクロビオティックは良いようなので、ついつい砂糖取りすぎな私は・・・体を改善していこうと思います。砂糖ではなく芋などの多糖から取ると良いようですね。

◆こちらもどうぞ!

牛乳には危険がいっぱい? フランク オスキー


なぜ「牛乳」は体に悪いのか ―医学界の権威が明かす、牛乳の健康被害 (プレミア健康選書) フランク・オスキー


乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか ジェイン・プラント


病気になりたくない人はこうしなさい! 山田豊文

◆日本人の正しい食事はコチラ

粗食のすすめ レシピ集 幕内 秀夫



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